セキュリティ対策は乾布摩擦だ
従業員の退職時 パスワード、パソコンなどなど……退職時のチェックも怠ってはならない 従業員の退職時には、前述の役割変更に伴う対応の他、情報システムなどへの完全なアクセ ス権の削除が必要になる。よくあるケースとして、退職者のIDが長期間残されたままとな っ ていたり、他の従業員がそのまま利用していたりということもある。また、共有IDを利用し ている場合に、パスワード変更を行わずに、そのまま利用しているケースもある。個人でパソ コンを持ち込んでいた場合には、ハードディスク内のチェックが必要になるだろう。このあた りは、役職変更・異動時の対策も参考になる。 従業員の退職時の重要なポイントは知り得た秘密を競合他社に流すなどをさせない防衛策を 講じておくこと。そこで、機密保持契約書を結ぶことを勧める。その上で、情報や顧客情報、 入退室カー ド、机の鍵などの資産を返却させる。 企業としては、退職者の恨みを買うような退職のさせ方は避けるべきだ。そのためにも、最 後まで誠意ある対応に努めておくことに越したことはない。
セキュリティ対策は乾布摩擦だ (株)ブレインワークス 著 1500円(税別)